鼻血が出た!あわてないための正しい対処法
- おのば能登医院
- 4月26日
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鼻血は、突然出ることがあり、驚いてしまうことも少なくありません。しかし、慌てずに正しい対処をすることが大切です。
ここでは、鼻血が出た時の正しい止め方についてご紹介します。
鼻血が出た時に注意すること
まず、上を向かないようにしましょう。上を向くと血液が喉に流れ込み、飲みこんでしまうことで気分が悪くなったり、腹痛を起こすことがあります。
正しい止血方法
1.顔をやや下向きにして、喉や口に流れてきた血液はティッシュなどに吐き出し、飲み込まないようにします。
2.ティッシュを丸め、出血している側の鼻の穴にきつめにつめます。
3.つめた鼻の小鼻を指でしっかり押さえ、5分以上圧迫してください。
*ティッシュは何度も出し入れせず、そのまま圧迫を続けましょう。
*圧迫後、ティッシュに血がにじんでこなければ大丈夫です。
受診をお勧めする場合
・20分以上圧迫しても出血の勢いが止まらない場合
・血液をサラサラにする薬(抗凝固薬等)を服用されている場合
これらの場合は、速やかに耳鼻咽喉科または救急外来を受診してください。
日ごろからの予防について
鼻水や乾燥により、鼻の粘膜は傷つきやすくなり、出血の原因となることがあります。アレルギー症状をコントロールするための薬の使用や、室内の加湿を心がけることが、鼻血の予防につながります。
鼻血が出た際は、落ち着いて正しく対処し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。
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