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【室内でも危険!熱中症対策ガイド】

  • おのば能登医院
  • 5月25日
  • 読了時間: 2分

気温と湿度が高くなると、私たちの体は体温調節がうまくできず、熱中症になるリスクが高まります。特に室内では気づかないうちに症状が進行することも。以下のポイントに注意して、安全に夏を乗り切りましょう。


【スポーツ飲料と経口補水液の違い】

    •  スポーツ飲料:運動中のエネルギー補給に向いており、甘くて飲みやすいタイプ。

    •  経口補水液:脱水症状の改善が目的。塩分と糖分のバランスが取れており、少ししょっぱい味が特徴です。



実は、体が軽い脱水傾向にあるときには、経口補水液を「おいしい」と感じることがあります。

これは、体が塩分や水分を必要としているサインとも言われています。


一方で、「まずい」と感じるときは、体がそこまで脱水していない証拠でもあります。

そんな時は無理に経口補水液を飲まず、スポーツ飲料や水での補給でも十分です。


【注意が必要な方も】


ただし、経口補水液にはナトリウム(塩分)が多く含まれています。

腎臓病・心臓病・高血圧などをお持ちの方は、塩分の摂取に注意が必要です。

ご利用の前には、かかりつけ医や薬剤師にご相談ください。


【湿度が高い日は特に注意】


湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすくなります。

→ 気温が高くなくても、湿度が高いだけで熱中症のリスクがあります!


【室内でも熱中症に】

    • エアコンを我慢せず、快適な室温を保つ

    • 定期的に換気をする

    • 室温・湿度のチェックをこまめに行いましょう


【熱中症のサイン】

    • めまい、立ちくらみ、大量の汗

    • 筋肉のけいれん(こむら返り)

    • 頭痛、吐き気、体のだるさ

    • 意識がぼんやり、判断力の低下


【サインが出た時はすぐ対処を】

    • 涼しい場所に移動

    • 衣服をゆるめてリラックス

    • 水分と塩分を補給(経口補水液など)

    • 首・脇・足のつけ根を冷やす

    • 意識に異常があるときは、すぐに119番へ!


こまめな水分・塩分補給と温湿度管理で、元気に夏を過ごしましょう!

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