ちょっとだけご紹介うちの院長先生⑥
今回はちょっと自慢話 救急車編②

いつもは院長のうっかり話をご紹介していますが、今日はちょっと違うお話を。
たまには、院長の自慢話もさせてください。
先日、スタッフ同士で救急車の話をしていたときのことです。
「そういえば、救急車で患者さんがうちに来たこともあったよね」
そんなひと言から、昔の出来事がよみがえりました。
救急車といえば、当院から患者さんを大きな病院へお送りすることはあります。
でも、あの日は反対でした。
大きな病院から、当院へ。
救急車に乗って、患者さんがいらっしゃったのです。
その方は、以前から鼻血を繰り返し、当院に通われていたご高齢の男性でした。
あるとき、大きな病院に入院されていたその方に、また鼻血が出てしまいました。
なかなか止まらない鼻血。
そんなとき、入院先の病院から一本の電話が入りました。
「患者さんが、どうしてもそちらの先生に診てもらいたいと希望されています。病院の救急車でお連れしてもよろしいでしょうか」
えっ? 入院先の病院から、わざわざうちへ?
スタッフも驚いた出来事でした。
けれど、その患者さんにとっては、きっと特別なことではなかったのでしょう。
何度も鼻血を止めてもらった、いつもの先生。
困ったとき、真っ先に思い浮かんだのが、当院の院長だったのかもしれません。
医療の世界には、たくさんの検査や治療があります。
けれど、患者さんの心を支えるものは、それだけではないのでしょう。
「この先生に診てもらいたい」
そう思っていただけること。
それは、長い年月をかけて少しずつ育まれてきた、何よりうれしい信頼の証なのだと思います。
当の院長はといえば、いつもどおりの無口な先生。
こんな出来事があったことも、自分から話すことはありません。
だからこそ、スタッフの私たちが、こっそり自慢してしまいましょう。
うちの先生、実はなかなか頼りにされているんですよ。
……もっとも、いつものうっかり話も、まだまだあるんですけどね(笑)。



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